「これは、金正日が死亡した2011年12月、遺体が安置された錦繍山記念宮殿(当時。現在の名称は錦繍山太陽宮殿)を党の高位幹部らが弔問した際の映像のキャプチャ画像です。一般には公開されておらず、幹部たちだけが見ることのできる記録映画として制作された映像を、北朝鮮国内の協力者から入手しました。ここに写っている右端の女性(赤い囲み)が金雪松です」 「写真右端から2人目の女性(青い囲み)は、金正日の5人目の妻であったとされる金玉(キム・オク)です。彼女の顔は広く知られており、容易に確 ...

北朝鮮の金正恩党委員長が、先月13日に板門店で発生した兵士亡命事件を受け、「祖国に背を向けて逃れる者を見つけたら、即時射殺せよ」との指示を下したという。 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によれば、金正恩氏は事件発生から10日後となる先月23日、中国との国境を守る国境警備指令部にこのような指示を下した。その中で金正恩氏は、亡命事件にも言及。「国境地域全体が最前線である」「国境を鉄の城壁のように固く守らねばならない」と強調。加えて上記のとおり、「射殺命令」を下したと ...

  上の写真は、金雪松氏が映っている同じ映像の、逆側から撮られた場面。 「党組織指導部第1副部長の金京玉(キム・ギョンオク)はこのとき、北朝鮮の官僚機構の頂点にいた人物で、映像でも弔問を取り仕切っていた様子がわかります。また、当時は駐スイス大使だった李スヨンはその後、外相を経て党副委員長にまで上り詰めました。つまり、ここに揃った面々は文字通り、北朝鮮の最高幹部たちであるということです」(北朝鮮戦略情報センター(NKSIS)の李潤傑代表)

日本ではさほど注目されないが、国際社会は核・ミサイル開発と並び、北朝鮮における著しい人権侵害を批判し、変化を促すために様々な施策を行っている。その成果によるものか、北朝鮮国民の間に人権意識が芽生えつつあり、当局の横暴に対抗する重要な武器となっている。 北朝鮮国内の内部情報筋から寄せられた、ある事件に関する情報からは、そのような意識の変化が読み取れる。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)に住むチェさんは、デイリーNKに2011年5月に平壌で起きた事件の顛末を伝えた。 ...

北朝鮮の金正恩党委員長の異母姉・金雪松(キム・ソルソン)氏の情報が韓国や日本で出回り始めたのは、2006年頃のことだった。 韓国紙の朝鮮日報は同年2月25日、元朝鮮労働党幹部の脱北者の話として、「(金雪松氏は)目鼻立ちのはっきりした美人」「身長165センチで、北朝鮮の一般女性と異なり、腰まで届くような長髪」などと伝えた。 さらに、父である金正日総書記の現地視察にしばしば動向しており、その際は朝鮮人民軍の軍服を着て中佐の階級章を付けているとも書いている。 続いて翌月には時事通信 ...

北朝鮮「女人天下」の知られざる深奥(2) 北朝鮮の金正恩党委員長の異母姉・金雪松(キム・ソルソン)氏の情報が韓国や日本で出回り始めたのは、2006年頃のことだった。 韓国紙の朝鮮日報は同年2月25日、元朝鮮労働党幹部の脱北者の話として、「(金雪松氏は)目鼻立ちのはっきりした美人」「身長165センチで、北朝鮮の一般女性と異なり、腰まで届くような長髪」などと伝えた。 さらに、父である金正日総書記の現地視察にしばしば同行しており、その際は朝鮮人民軍の軍服を着て中佐の階級章を付けてい ...

「この似顔絵は金雪松の写真をスケッチしたもので、彼女を知る人々から『よく似ている』との評価を得ています。もちろん、その写真は私も見ています。しかし残念ながら、その写真そのものを公開することは出来ません。公開すれば、北朝鮮当局によって流出経路を辿られ、北朝鮮国内にいる情報提供者たちが命の危険にさらされてしまうからです」(北朝鮮戦略情報センター(NKSIS)の李潤傑(イ・ユンゴル)代表)。

北朝鮮「女人天下」の知られざる深奥(1) 北朝鮮の金正日総書記が2011年12月17日に死亡してから、もうすぐ丸6年となる。その後継として誕生した金正恩体制はこの間、対外的には核兵器開発を巡り米国との対立を激化させ、国内では恐怖政治の刃を無慈悲に振るいながらも、統治の盤石化に成功しているように見える。 金正恩党委員長は1984年1月生まれとされているから、国家の最高指導者になったときには30歳にもなっていなかったわけだ。それほどの若さで父親からの権力継承に成功できたのは、正恩 ...

インターネットで「金雪松」で検索すると、上の写真が上位に出てくる。左端の人物が金雪松氏とされているのだが、使用しているメディアによって、未確認であることを注記しているものもあれば、本人だと断定しているものもある。 脱北者で、平壌中枢の人事に精通する李潤傑(イ・ユンゴル)北朝鮮戦略情報センター代表はこの写真の人物について「まったくの別人」と指摘している。 (参考記事:金正男氏殺害で気になる正恩氏「美貌の姉」の身の上)

謎の長身美女「金雪松」の正体 北朝鮮の金正日総書記が2011年12月17日に死亡してから、もうすぐ丸6年となる。その後継として誕生した金正恩体制はこの間、対外的には核兵器開発を巡り米国との対立を激化させ、国内では恐怖政治の刃を無慈悲に振るいながらも、統治の盤石化に成功しているように見える。 金正恩党委員長は1984年1月生まれとされているから、国家の最高指導者になったときには30歳にもなっていなかったわけだ。それほどの若さで父親からの権力継承に成功できたのは、正恩氏の陰に強力 ...

北朝鮮は2017年11月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の発射実験に成功したと報じた。

北朝鮮が先月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型を発射した際、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士と思しき人物が、エンジンから噴出された火炎に包まれて死亡したとの情報が出ている。しかも北朝鮮が公開した映像に、その場面が映っていたという。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が北朝鮮国内の複数の情報筋の話として伝えたところでは、北朝鮮の軍内部ではもちろん、テレビでこれを見た人々の間で衝撃が広がっているという。 発射の瞬間。火炎の左手前に見える人影 その後、映像は編 ...

【動画】「火星15」型の発射映像 両江道(リャンガンド)の情報筋がRFAに語ったところでは、「11月30日にテレビで初めて発射場面の映像が流れた際、火星15が発射された瞬間、発射台近くにいた兵士が炎に包まれる場面が収められていた。それを見て、道人民委員会(道庁)の会議室で火星15の発射シーンを集団視聴していた幹部たちが驚愕していた」という。【動画】「火星15」型の発射映像 (関連記事:【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚)

金正恩氏は軍需工業大会で、「国家核戦力完成の大業を成し遂げたのは、高価な代償を払いながら決死の闘いで獲得したわが党と人民の偉大な歴史的勝利だ」と宣言した。 ここで言う「高価な代償」とは、核・ミサイル実験に対する国際社会の経済制裁によって生じた、経済的・政治的損失のことを指していると思われる。ただ、北朝鮮の独裁体制において、金正恩氏ら支配層が最終的に損失を負うことはない。そういった損失はすべて大衆に押し付けられるからだ。 テレビで見て衝撃 それは、核・ミサイル開発の現場にいる軍 ...

米トランプ政権が北朝鮮との有事に備え、韓国に駐留する米軍人家族の帰国をすでに決めている――デイリーNKジャパン編集部は4日までに、東京と韓国・ソウルの情報筋からこのような情報を入手した。 この問題を巡っては、米共和党のリンゼー・グラハム上院議員が3日のCBSニュースのインタビューで、米国と北朝鮮の軍事衝突が近づいているとの認識を示し、「在韓米軍の家族を韓国国外へ退避させ始める時が来た」と述べていた。今後、米国政府が取るべき方針として主張した形だが、実際にはすでに帰国は決まって ...

3つのショック米CNN放送は5日、韓国への亡命過程で受けた銃撃で重傷を負った元北朝鮮軍兵士、オ・チョンソン氏の手術場面の動画を公開した。動画は、韓国京畿道水原市にある亜州病院の記録カメラに収録されたもの。米軍の米軍航空医務後送部隊「ダストオフ(DUSTOFF)」のヘリが病院の敷地に着陸し、オ氏が手術室に搬送される場面から始まる(画像)。続いて10人の医療陣が手術台を取り囲み、オ氏を懸命に蘇生(画像)。オ氏の体内の銃弾が映ったエックス線写真(画像)や、体内から寄生虫が取り出され ...