金正恩「禁断の食肉密売」で男女9人を公開処刑
国連総会で人権問題を担当する第3委員会は11月15日、北朝鮮による人権侵害を非難する欧州連合(EU)提出の決議案を議場の総意(コンセンサス方式)により投票なしで採択した。2005年から19年連続で採択された北朝鮮人権決議案は今月、国連総会本会議に上程される。 北朝鮮は相変わらずこうした動きを「謀略だ」と主張しているが、同国が新型コロナウイルス対策の国境封鎖を解いた影響もあるのか、今年は人権侵害の状況を示す情報が新たにいくつも伝わってきた。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(R ...
子どもの数が10年で半分に…深刻なレベルに達した北朝鮮の少子化
日本や韓国と同様、北朝鮮も少子化による人口減少が深刻化している。脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は、独自に入手した北朝鮮の中央統計局の内部資料に基づき、2005年の2100万人を頂点に人口が減少し始め、2015年には2060万人まで減った報じている。世界保健機関(WHO)の資料では2566万人(2021年7月時点)となっているが、これは大幅に水増しされたものだ。 人口減少に伴い、小学校の学級数が減少していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じ ...
「韓国の言葉遣いをしたら公開処刑」恐るべき北朝鮮新法…日本語も対象
北朝鮮で、今年1月の最高人民会議(国会に相当)第14期第8回会議で採択された「平壌文化語保護法」。北朝鮮の標準語である「文化語」を守るとの名目で、韓国式の言葉遣いを厳しく取り締まるものだ。 デイリーNKは最近、この「平壌文化語保護法」の全文を入手した。2020年に成立した「反動思想文化排撃法」と合わせて、ドラマ、映画などの韓流コンテンツの流入に危機感を覚えた北朝鮮が、その排除にやっきになっていることがうかがい知れるものだ。(参考記事:北朝鮮「韓流コンテンツを流通させたら死刑」 ...
「核戦力、先制使用できる」北朝鮮メディアが論評
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、前日に行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射は、必要なら核兵器を「先制的に使用できる」ことを示唆するものだとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 「爆発前夜に至った朝鮮半島情勢の根源を論ず」と題された論評は、朝鮮半島とその周辺における米国と日韓による防衛力強化の動向を列挙しながら、「米国がかいらいと結託して繰り広げている全ての軍事演習は、われわれとの全面戦争を想定した挑発的な北侵実動演習、核予備戦争」であると指摘した。 続 ...
韓国に逃れても貧困と差別に苦しむ脱北女性たち
韓国メディアの報道によれば、今年第3四半期に韓国に入国した脱北者は男性14人、女性9人の計23人だという。 男性の方が多いのは非常に珍しく、これまで韓国に入国した脱北者全体の7割を女性が占める。そして彼女らの多くは低所得、差別、メンタルヘルスなど様々な問題に直面している。 200人近い脱北女性を対象に、英国の人権団体「コリア・フューチャー」が行った調査の報告書「脱北女性の機会と挑戦」について、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が今月10日付で報じている。 就職差別と偏 ...
大雨に猛暑で深刻な北朝鮮のジャガイモ不作、収穫放棄地も
韓国の首都・ソウルでは8日、1時間降水量381.5ミリを記録するゲリラ豪雨が降り、各地で浸水が相次いだ。死者・行方不明者は16人を数え、1万台を超える車が浸水するなど、甚大な被害が発生した。 ソウルほどではないものの、軍事境界線のすぐ南側にある各観測所でも、1日100ミリを超える大雨を観測した。また北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、11日から16日まで、多いところで300ミリから400ミリの雨が降るとして、警戒を呼びかけた。 その一方で、先月には高温注意報が発令されるなど ...
「手足が蚊のように細い」金正恩の護衛部隊から死者続出
梅雨前線の北上に伴い、朝鮮半島では大雨が降り続いている。防災インフラの脆弱な北朝鮮では、各地で被害が続出している。 そんな中、被害復旧を担当する軍部隊の幹部が解任された。デイリーNKの朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内部の情報筋が伝えた。 解任されたのは、金正恩総書記の警備にあたる護衛局傘下の115建設旅団の旅団長と政治委員だ。軍保衛局は、本部党政治委員会で、大雨と洪水の被害復旧の任務をまともに遂行できなかったとして、2人の解任を決めた。この115建設旅団とは、金正恩氏が使う1号道路、 ...
ここまで飢えが…北朝鮮「山奥の洞窟」で起きた衝撃事件
最近、北朝鮮の主要都市で餓死者が発生するなど、北朝鮮の食料状況がかなり深刻な様相を呈している。コロナ鎖国により中国から食糧が輸入されないものはもちろん、肥料が入ってこなくなり、農業にも深刻なダメージが出ている。 今年1月中旬から北朝鮮と中国を結ぶ貨物列車の運行は再開されたものの、それを通じて入ってくる食糧は主に特権層への配給用で、一般庶民の口には入らない。 そんな中、韓国デイリーNKは今月初め、3人の北朝鮮国民とのインタビューに成功した。咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェ ...
「ヤクザが党幹部を襲撃、殺害」金正恩が国内に厳重警戒を指示
北朝鮮当局が故金日成主席の生誕記念日である太陽節(4月15日)を前に、凶悪犯罪を防ぐため「犯罪前科者」「ヤクザ者」に対する取り締まりを強化するための指示を下したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が現地情報筋の話として伝えた。 咸鏡南道のある行政幹部はRFAに対し、「今月初めに党及び行政、司法機関幹部会議が行われた」とし、「会議では太陽の節を迎え、犯罪前科者と無職ヤクザ者に対する取り締まり統制を強化するための当局の指示が伝えられた」と述べている。 「その場で処刑せよ」 ...
金正恩「整形手術」医師2人を処刑…平壌で囁かれる噂
韓国紙・東亜日報記者で、脱北者出身のチュ・ソンハ氏が自身のYouTubeチャンネルで、北朝鮮の金正恩総書記が、同国の高名な美容整形外科医2人を処刑させたとの脱北者証言を紹介している。 北朝鮮では、密かに流入する韓流ドラマなどの影響で、美容整形手術を行う人が増えていると言われていたが、金正恩氏はなぜ、医師らを銃殺させたのか。この出来事を巡っては平壌でも、ある種の「噂」が囁かれていたという。 チュ氏のYouTubeチャンネルに出演して証言を行ったのは、2019年11月に北朝鮮を脱 ...
金正日に処刑された最高幹部11人の「逸脱行為」
金正恩政権の特徴は、最高幹部に対する国民の評価が意外と高いことだ。働きぶりが評価されているというより、「悪い噂」が少ないといった方が正確かもしれない。もちろん、本当の実態はわからない。ただ、金正恩氏の父である故金正日総書記の時代と比べると、かなり「マシ」に思えるのは事実だ。金正日氏の性生活の乱れ方は良く知られているが、彼の側近たちも相当なものだった。 中でも有名なのが、張成沢(チャン・ソンテク)氏と崔龍海(チェ・リョンヘ)氏だ。張氏は数多くの女性を愛人にしていたことで知られ、 ...
飢える一般国民をしり目に…金正恩「赤い貴族」の醜悪な内紛
封建時代の身分制度を打破し、皆が平等な社会主義体制を打ち立てたはずの北朝鮮。しかし、現実は全く異なり、むしろ前近代より強化されたと言っても過言ではない身分制度に国民一人ひとりが縛り付けられている。 「成分」と呼ばれる身分の低い者は、軍、大学、朝鮮労働党に入ることが制限されるなど、社会的不利益を受ける一方で、金日成氏と抗日パルチザンを共にしていた人物やその子孫は、様々な面で優遇され「赤い貴族」とも呼ばれる。 (参考記事:【徹底解説】北朝鮮の身分制度「出身成分」「社会成分」「階層 ...
北朝鮮の女性労働者、中国での過酷な「強制合宿」の実態
昨年1月から国境の封鎖を続けている北朝鮮。自国民、外国人を問わず入国が認められないのはもちろんのこと、脱北後に中国で捕まり強制送還の対象となった人ですら、北朝鮮は入国を拒んでいる。(参考記事:「20代の妊婦」新型コロナで命拾い…北朝鮮送りを免れる) 行き来ができないのは、中国に派遣された北朝鮮労働者とて同じだ。 国連安全保障理事会で採択された対北朝鮮制裁決議で、北朝鮮国民の新規雇用は禁じられているが、北朝鮮当局は技能実習生、インターンなどの資格で「労働者ではない」ということに ...
「文在寅政権が検事総長を憎悪する本当の理由」元支持者が告発
韓国の秋美愛(チュ・ミエ)法相が24日、与党や政府高官の不正に鋭く切り込んできた尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の職務停止を命令したと発表したことを受けて、韓国メディアが一斉に批判を展開している。文在寅政権寄りの報道を行ってきた京郷新聞やハンギョレ新聞も、今回は批判的あるいは慎重な姿勢だ。政権に気を使っているのは、御用メディアの烙印を押されて久しい公共放送のKBSとMBCぐらいだろうか。 識者も猛反発している。特に、文在寅政権の支持者から最も先鋭な批判者に転じた陳重権(チン・ ...
「文政権のエリートは急速に腐敗している」韓国”反乱のベストセラー”が暴く闇
8月末に韓国で発売されたベストセラー対談集『一度も経験したことのない国』の話題が、最近になり日本でも紹介されている。2週間早く発売された『検察改革とロウソク市民』というタイトルの本が別名「曺国(チョ・グク)白書」と呼ばれるのに対し、同書は「曺国黒書」と呼ばれる。 「白書」は娘の不正入学や学歴の偽造、一家の不透明な投資ビジネスなどの疑惑に塗れて辞任した曺国前法相を擁護しているのに対し、「黒書」は疑惑の闇の深さと背景に光を当てようとするものだ。本の売れ行きは「黒書」の圧勝で、韓国 ...
「586世代の私益追及集団が再生産されている」韓国ベストセラーが告発
8月末に韓国で発売されたベストセラー対談集『一度も経験したことのない国』では、文在寅政権誕生の原動力となった「586政治エリート」の堕落ぶりが辛辣に批判されている。著者の中でもTBS(交通放送)のカン・ヤング記者は、彼らは「私益追及集団」に成り下がったと切って捨てている。また、陳重権(チン・ジュンゴン)元東洋大学教授は「既得権勢力の世代の再生産段階に入った」と指摘。徐珉(ソ・ミン)壇国大学教授も、586政治エリートの不透明なカネの流れに言及した。 ※※※※※※※※※※※※※※ ...
