北朝鮮からの越境犯罪に激怒か…中国側から「悪口」放送
「このコジキみたいな泥棒野郎どもめ!泥棒しに来るな!」 「また来やがったら手をぶった切ってやる!」 これは、コソ泥に怒りをぶちまける市場の商人の罵詈雑言ではない。 中国の辺防部隊(国境警備隊)のスピーカーから、北朝鮮に向けて流れ出たものだ。 北朝鮮の両江道(リャンガンド)金正淑(キムジョンスク)郡で最近、こんな罵りが大音響で響き渡った。国境を流れる鴨緑江の向かいは、中国吉林省の長白朝鮮族自治県だ。 現地の情報筋によると、放送は8月18日に行われた。拡声器から急に、北朝鮮に向け ...
金正恩氏「首都で1200人処刑・粛清」の衝撃情報
韓国のニュースサイト、リバティ・コリア・ポスト(LKP)は28日付で、北朝鮮の首都・平壌で大規模な粛清が進行中だと伝えている。 LKPにこの情報を提供したのは、2017年11月まで平安南道(ピョンアンナムド)の平城(ピョンソン)市保衛部(秘密警察)で勤務し、今年8月中旬に北朝鮮脱出したカン某氏だという。 女性芸能人に「見学」強制 それによると、平壌では現在、秘密警察である国家保衛省と軍の保衛司令部が1200人余りの幹部クラスを拘束し、反国家行為の容疑で調査を行っているという。 ...
「後悔しても手遅れ」北朝鮮、文在寅政権の“妄想”に警告
韓国政府は29日の臨時国務会議(閣議に相当)で、今年より9.3%増となる513兆5000億ウォン規模の来年度予算案を審議・議決した。 文在寅大統領は会議の冒頭、歴史問題や輸出規制措置を巡って日本を批判すると同時に、「来年度予算は、誰も揺るがすことができない強い国への足場を築くことに特別に主眼を置いた」と強調したという。 経済政策でまったく良い所のなかった文在寅政権が、いきなりこんな大盤振る舞いをして大丈夫かと心配になるが、特に外交・国防予算への力の入れようが気にかかる。 文在 ...
米国からの止まぬ非難…文在寅政権「嘘」で深まる窮地
韓国国防省の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は29日の定例会見で、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を決定したことに対し、米国高官が繰り返し「憂慮と失望」を表明していることについて「具体的な事案について緊密に協議しているため、(韓米の立場に)大きな違いがあるとはみていない」との見解を示した。 これに先立ち、シュライバー次官補は28日(米現地時間)に行われた戦略国際問題研究所(CSIS)での講演と質疑応答で「(GSOMIA終了の決定は)われわれが北東アジア ...
「韓国に致命的な結果もたらす」米国からの警告が現実味
韓国の聯合ニュースによれば、「韓国軍が25日に開始した独島防衛のための訓練が26日正午ごろ、終了した。今年最初の独島(注・竹島)防衛訓練で、『東海領土守護訓練』という名称が初めて用いられた」という。 今回の訓練にはイージス駆逐艦「世宗大王」(7600トン級)をはじめとする海軍と海洋警察の艦艇約10隻、空軍の戦闘機F15Kなど陸海空軍の航空機10機のほか、陸軍の特殊部隊海軍特殊部隊(UDT・SEAL)、海兵隊の機動部隊が投入されるなど、過去最大規模で行われた。 (参考記事:韓国 ...
「間抜けな行為は止めろ」北朝鮮が文在寅政権にキビシイ指摘
韓国紙・東亜日報(日本語版)は27日、「GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)破棄により北東アジアで米国が負う安全保障費用が増加したと判断された場合、トランプ政権が軍事演習の縮小だけでなく来年度の在韓米軍駐留経費負担交渉で韓国に負担増大を迫ることが憂慮される」と伝えた。 これは、トランプ米大統領がフランスで25日(現地時間)に行われた日米首脳会談前の冒頭発言で、米韓合同軍事演習について「必要とは考えない」「私は完全な金の無駄遣いと考える」と話したことを受けてのものだ。 青瓦 ...
北朝鮮カップルを殺意に狂わせた「韓流AV不倫」の罪と罰
朝鮮民主主義人民共和国家族法は社会主義的結婚、家族制度を強固に発展させ、全社会を仲睦まじく、団結した社会主義大家庭にするのに貢献する(結婚法第1条) 朝鮮労働党や北朝鮮の政府は、結婚を個人の結びつきではなく、革命を達成するための末端の細胞(組織)と見て、革命的に出会い、革命的に結婚し、革命的な家庭を作ることを求めている。 しかし、北朝鮮に限った話ではないが、理想はあくまで理想に過ぎず、現実はかけ離れたところにある。 (参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫り ...
ミサイル開発どころじゃない…北朝鮮「ドロボー軍隊」悲惨な内情
一般的に社会問題のしわ寄せは、その国の最も弱い階層のところに行く。ところが、奇妙なことに北朝鮮では、強者であるはずの朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が、そのしわ寄せに苦しめられている。彼らにとって喫緊の課題は、新型ミサイルの開発でもなければ、軍事訓練でもない。いかにして食べ物にありつくかということだ。 両江道(リャンガンド)のデイリーNK情報筋は、朝鮮人民軍兵士によるこんな事件を伝えた。 事件が起きたのは今月7日のこと。朝鮮人民軍252旅団3大隊1中隊1小隊2分隊に所属する兵士が ...
文在寅政権の「前後不覚」に北朝鮮から笑えない指摘
青瓦台(韓国大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は23日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄と関連して記者会見し、「米国がわれわれにGSOMIAの延長を希望してきたことは事実だ」としながら「米国が表明した失望感は米国の希望が実現しなかったことによるもので、失望するのは当然だ」と説明した。 そして、「しかし重要なのは、この機会が韓米同盟関係をさらに一段階アップグレードできるきっかけになることだ」と強調。また、「防衛費の増額と軍事衛星など戦略 ...
「強制学習」で児童が死亡…金正恩氏が主導「孤児政策」の闇
北朝鮮の金正恩党委員長が掲げる「愛民政策」の一環として、2016年に再建された孤児養育施設で最近、児童が死亡する事件が発生したことが分かった。 無理な強制学習が死亡の直接的な原因とされるが、児童たちの栄養状態もひどいという証言が出ている。施設側が児童に供給されるはずの食料を横流し、現金を得る不正腐敗が横行しているようだ。 平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は16日、「今月初め、平城(ピョンソン)中等学院で児童ら無理な強制学習をさせられ、学生1人が死亡する事件 ...
韓国は周辺国の打撃目標になる」予言していた北朝鮮
韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を宣言した。驚愕すべき事態と言える。韓国でも、安全保障や外交の専門家の多くは驚きのあまりひっくり返っていると聞く。 米国の専門家たちはかねてから、韓国がGSOMIAを破棄したら日米韓の協調体制に甚大な悪影響を及ぼすと警告してきた。より正確に言うならば、破棄により打撃を受けるのは日本よりも米国の国益であり、米韓関係だろう。 (参考記事:「韓国に致命的な結果もたらす」米国から厳しい警告) 文氏を罵倒する理由 一方、韓国はいずれ孤 ...
米国政府「文在寅」名指しして不満爆発…北は軍事挑発
米国務省の報道官は22日、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことについて、「米政権は文在寅政権(Moon administration)に対し、協定を破棄すれば米国および同盟諸国の国益に悪影響を及ぼすと繰り返し明確にしてきた」と指摘。その上で、破棄決定は「文政権が北東アジアで私たちが直面する深刻な懸案を正しく理解していないことの表れだ」と批判した。 また、米国防総省も同日、「韓国の文政権(Moon administration)の決定に強い ...
「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激的な中身
日本でも注目されている韓国のベストセラー本『反日種族主義』が、引き続き売れている。ソウルにいるデイリーNKジャパン記者によれば、ソウル市中心部の大型書店で今週も総合ランキング1位である。 李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授ら、6人の学者の共著である同書のテーマをざっくり言うと、「歴史問題に関する嘘や無知、誤解に基づく韓国の『反日』は、未発達な精神文化の表れであり、これを克服しなければ韓国社会の発展はない」というものだ。 最近の韓国社会の雰囲気とは真逆に置かれる内容だが、 ...
「韓国外交の孤立」に緊迫のソウル…日韓情報協定の破棄でトドメ
日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が延長されるかどうかが決まる期限が、24日に迫っている。徴用工問題を巡り、日本から輸出規制の報復を受けた韓国政府は、再報復として協定を破棄するかどうかで悩んでいる。 しかし実際のところ、GSOMIAを破棄したところで日本に対する報復の効果はなさそうだ。 GSOMIAの効果としてよく言われるのが、日韓の情報能力の相互補完だ。日本は哨戒機や偵察衛星など情報収集資産で勝り、韓国は脱北者を通じた人的情報(HUMINT)、北朝鮮のミサイル発射初期 ...
北朝鮮で相次ぐ「無念の死」…金正恩氏「やめろ」命令も素通り
北朝鮮ではよく、「速度戦」と呼ばれる突貫工事キャンペーンが行われる。指導者の記念日などに完成日を設定し、無理やり工事を進めて成果だけを追求する。そのせいで、手抜き工事や事故が相次いでいる。 金正恩党委員長も、速度戦のやりすぎには警告を発している。2014年6月20日の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、金正恩氏が当時建設中だったタワーマンション団地の現地指導を行った場で、「建設においては一にも二にも質の保証に優先的な関心を置くべき」「千年責任、万年保証のスローガンの元に、建 ...
壁に血で「死のメッセージ」…制裁不況の北朝鮮で治安悪化
制裁不況にあえぐ北朝鮮内部から、治安悪化を伝える情報がもたらされている。 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、先月25日に金正淑(キムジョンスク)郡の龍河(リョンハ)労働者区で、商店を営んでいた老夫婦と孫娘の3人が、親戚に刺されて死亡する事件が起きた。犯人は遠い親戚の男だった。 この老夫婦は長年に渡り店を営み、それなりの財産を持っていた。それを知った親戚の男は、カネを奪う目的で犯行を計画した。 彼は事件当日、何食わぬ顔で店に入りビールを飲んでいたが、突如と ...