「自衛隊は英仏を合わせたより強い」戦慄する韓国と北朝鮮
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7月29日、日本の軍備増強や諸外国との軍事協力の強化に言及し、「日本の再侵略野望は絶対に変わらない」とする論評を配信した。 論評はまた、日本が「今後の5年間、毎年軍費を英国やフランスをしのぐ500億ドル規模で支出することを策定し、すでに両国の海上武力を合わせたものより多い海上『自衛隊』武力を保有したことにも関わらず、先端攻撃型武器を引き続き大量に搬入している」などと指摘。日本の「軍事大国化」への警戒感を露わにした。 これは、韓国にも見られる傾向だ。韓 ...
朝鮮選手らが2019年ITTFアジア障害者卓球選手権大会で金メダル
【平壌7月31日発朝鮮中央通信】2019年国際卓球連盟(ITTF)アジア障害者卓球選手権大会で、朝鮮選手らが優勝した。 23日から27日まで台湾で催された今大会には、朝鮮と中国、インドネシア、インド、イランをはじめ、16の国・地域の男女選手260人余りが参加した。 団体戦(TT6部類―TT7部類)に出場した朝鮮のチョン・ジュヒョン、キム・ヨンロクは、準々決勝で南朝鮮を、準決勝でタイを下し、決勝に進出した。 27日の決勝戦で朝鮮選手らは中国に勝ち、金メダルを獲得した。 また、チ ...
トランプと文在寅、もうひとつの「決裂」リスク
米国のトランプ政権と韓国の文在寅政権は今、様々な不協和音を抱えている。 たとえばトランプ大統領は26日、韓国や中国など比較的裕福な国々が世界貿易機関(WTO)で「発展途上国」として優遇措置を受けていることを不服とし、WTOが制度を見直さなければ米国はこうした国々の「発展途上国」扱いをやめると警告した。 安線保障面では、23~24日に訪韓したジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が韓国政府に対し、防衛費分担金の大幅増額を要求したと噂されている。その総額は、50億ドル。 ...
「韓国は外交的に孤立するだろう」日韓対立で米国から指摘
在韓米軍特殊戦司令部での勤務歴がある米民主主義守護財団のデイビッド・マクスウェル上級研究員は最近、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に、次のように語っている。 「韓国政府が協定を本当に撤回すれば、外交的孤立を招くだろう。日本に続き、米国との同盟関係まで損なわれることになる」 日本による半導体関連素材の輸出規制措置に対抗し、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を見直す可能性を示唆したことを受けての警告だ。米国からは韓国に対し、こうした警告が数多く出てい ...
南朝鮮で反日闘争を広範に展開
【平壌7月27日発朝鮮中央通信】南朝鮮のインターネット紙「統一ニュース」によると、日本の経済報復措置に反対する闘争が組織的な性格を帯びて全域に拡大されている。 民主労総、全国農民会総連盟、全国貧民連合、進歩連帯をはじめとする600余りの市民社会団体は24日、ソウルで「安倍政権の歴史わい曲、経済報復、平和脅威対応非常時局会議」を開いて「歴史わい曲、経済侵略、平和脅威 安倍糾弾市民行動」を結成した。 結成式で各発言者は、歴史わい曲策動に続いて経済侵略を強行している日本の破廉恥な行 ...
青年学生の舞踏会
【平壌7月27日発朝鮮中央通信】偉大な祖国解放戦争(朝鮮戦争)勝利66周年祝賀青年学生の舞踏会が27日、各地で行われた。 党創立記念塔、平壌体育館広場をはじめとする首都の各舞踏会場に「偉大な戦勝の祝日」の歌のメロディーが響き渡ると、青年学生たちは祖国の尊厳と自主権を守り抜いた金日成主席に最も崇高な敬意と永遠無窮の栄光をささげながら祝賀の踊りの輪を広げた。 青年学生たちは、「進軍また進軍」「われらは勝利した」をはじめとする戦時歌謡と社会主義朝鮮の誇らしい勝利の伝統を永遠に輝かす ...
女性兵士への性的虐待、金正恩氏「命令」でも野放し
北朝鮮の朝鮮人民軍内部での女性に対する性暴力が横行する中、女性兵士の脱走事件が相次いでいる。今年2月、平安南道(ピョンアンナムド)の平原(ピョンウォン)に駐屯する教導旅団から3人の女性兵士が脱走したことは以前にも伝えた。 道内のデイリーNK内部情報筋によれば、道内では他にも、第3軍団の37ミリ高射砲部隊でも性暴力の問題で女性兵士の脱走が続出していると言う。 この問題に関しては、金正恩党委員長も女性たちの味方だ。今年3月8日の国際婦女節(国際女性デー)には、軍内部で蔓延する性暴 ...
文在寅は「変なことをしている」…金正恩氏、激怒しミサイル発射か
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、東海岸の元山(ウォンサン)から発射した2発の短距離ミサイル(新型戦術誘導兵器)について「威力示威射撃」として行ったことを明らかにした。 威力示威――つまりは意図的な軍事挑発であり、その対象は韓国である。同通信によれば、発射を現地で指導した金正恩党委員長は「南朝鮮の当局者らが世界の人々の前では『平和の握手』を演出して共同宣言や合意書のような文書をいじり、振り返っては最新攻撃型兵器の搬入と合同軍事演習の強行のような変なことをする二重的振る舞いを見 ...
北朝鮮「女性教師に性上納」強要事件はこうして裁かれた
北朝鮮ではここ数年、綱紀粛正キャンペーンが繰り広げられている。その一つが「非社会主義現象の根絶」だ。当局が考える社会主義にふさわしくない行為を取り締まるもので、日常生活に影響が大きいこともあり、とかく庶民から評判が悪い。 同時に、幹部を対象にした不正腐敗行為に対する取り締まりキャンペーンも行われている。庶民からなけなしのカネを搾り取り、私腹を肥やす幹部を摘発するこの種のキャンペーンは、政権の人気浮揚策として様々な国で行われているが、北朝鮮庶民からの評価はさほど高くないようだ。 ...
金正恩党委員長が新たに建造した潜水艦を見て回る
【平壌7月23日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮武力の最高司令官であるわが党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が、新たに建造した潜水艦を見て回った。 敬愛する最高指導者の細心な指導と特別な関心の下で建造された潜水艦は、東海の作戦水域で任務を遂行することになり、作戦配備を控えている。 敬愛する最高指導者は、新たに建造した潜水艦を見て回り、同艦の作戦的・戦術的諸元と兵器戦闘システムを具体的に調べた。 敬愛する最高指導者は、潜水艦が異なる状況の下でも朝鮮 ...
それは止めとけ…文在寅政権の「対日カード」に米国がストップ
韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は18日、日本政府による半導体関連素材の輸出規制措置を受けて、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直すこともあり得ると言及すると、米国務省がすかさずこれをけん制した。 同省の報道官は同日、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、「韓日のGSOMIAを全面的に支持する。これは、北朝鮮の最終的で完全に検証可能な非核化(FFVD)を達成し、地域の安定および平和を維持するための重要な手段」だと強調したの ...
高麗時代の王陵級の古墳を発掘、国宝遺跡に登録
【平壌7月21日発朝鮮中央通信】金日成総合大学歴史学部と朝鮮民族遺産保存社、松都師範大学の教師、研究者、学生が高麗時代の王陵級の古墳である温鞋陵に対する全面的な調査、発掘を行って国宝遺跡に登録した。 わが国初の統一国家であった高麗の首都開城にある松岳山の南のふもとに位置している温鞋陵は、高麗太祖王建の祖母である元昌王后の墓である。 温鞋陵は、高句麗時代から用いられ始めてその後、渤海、後期新羅、高麗の各時代にも引き続き伝統的に利用された朝鮮民族の中世の古墳形式である石室封土墳で ...
各紙 みんなが選挙に参加して革命主権を磐石に打ち固めよう
【平壌7月21日発朝鮮中央通信】21日付の朝鮮の各紙は、道(直轄市)・市(区域)・郡人民会議代議員選挙の日に際して、社説を掲載した。 「労働新聞」は、選挙が行われるたびに一斉に繰り出して賛成の一票を投じるのは朝鮮人民の革命的風貌であると指摘した。 また、今回行われる代議員選挙は地方主権機関をいっそう強化して社会主義強国の建設を勝利のうちに前進させていく上で大きな意義を持つとし、次のように指摘した。 朝鮮の政権は人民大衆の自主的権利の代表者、創造的能力と活動の組織者、人民の生活 ...
全国農勤盟活動家と初級宣伝活動家が白頭山地区革命戦跡地を参観
【恵山7月20日発朝鮮中央通信】全国農勤盟(朝鮮農業勤労者同盟)の活動家と初級宣伝活動家の白頭山地区革命戦跡地参観が、11日から20日まで行われた。 恵山を出発して普天堡に入った参観者は、佳林川のほとりに立つ金日成主席の銅像に花籠と花束を献じてあいさつした。 続けて、一行は主席の偉人像を伝える総合解説を受けて普天堡戦闘指揮所、警察官駐在所などを見て回った。 普西里の泉の場と中興台地命題碑、鯉明水革命史跡地で一行は、金正日総書記の指導があったので白頭の革命伝統の純潔性が確固と守 ...
朝鮮各紙 朝露友好関係を強化、発展させるのは朝鮮労働党と政府の一貫した立場
【平壌7月19日発朝鮮中央通信】19日付けの朝鮮の各紙は、朝露共同宣言が調印された時から19周年になることで署名入りの論説を掲載した。 チュチェ89(2000)年7月、金正日総書記の招請によってロシアのウラジーミル・V・プーチン大統領がロシアの国家指導者として初めて朝鮮を訪問した。 両国指導者の平壌対面によって、歴史的な朝露共同宣言が誕生した。 「労働新聞」は、朝露共同宣言の採択は長い伝統を有している両国間の友好関係を新たな段階に引き上げた画期的な出来事になったとし、次のよう ...
消えた金正恩の女性エリートと「ニオイ拷問」収容所
韓国紙・朝鮮日報は5月31日、北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が2月の米朝首脳会談決裂の責任を問われ、3月に平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。美林飛行場では、過去にも公開処刑が繰り返し行われている。 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー) 同紙はまた、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が粛清され、金正恩党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長も謹慎させられていると報じていたが、いずれ ...