北朝鮮は、国連で13年連続で採択されている北朝鮮人権決議案に対して「政治的挑発」「『人権問題』を口実に不純な政治目的を追求しようとするいかなる試みに対しても、絶対に袖手傍観しない」などと強く反発している。 それでも、国際社会は黙っていない。米国では上院外交委員会が、北朝鮮の政治犯収容所の撤廃を求める決議案を通過させた。 (参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」) 一方、米国務省は広報サイト「シェア・アメリカ」で、10月27日の世界信教の自由 ...

シェアアメリカは今年5月、脱北者のチ・ソンホ氏、チョン・グァンイル氏が北朝鮮で受けた人権侵害について語る動画も公開している。  

シェアアメリカは今年5月、脱北者のチ・ソンホ氏、チョン・グァンイル氏が北朝鮮で受けた人権侵害について語る動画も公開している。  

北朝鮮の金正恩党委員長の父・金正日総書記は、ハデな女性遍歴で知られていた。彼の身近にいた女性としては、正妻の金英淑(キム・ヨンスク)、金正男の母の成恵琳(ソン・ヘリム)、金正恩の母の高ヨンヒ(コ・ヨンヒ)、晩年まで秘書として務めた金オクが知られているが、それ以外にも、絶世の美女と言われた禹仁姫(ウ・イニ)ら多数の女性と関係を持ったと言われている。 彼女らの運命は様々だ。成恵琳と禹仁姫は女優、高ヨンヒは舞踊家と、いずれも似た経歴を持っているが、末路は残酷なまでに明暗が分かれた。 ...

北朝鮮政府の宣伝活動に携わることになった彼女は、後にこんなことを語っている。 「私を生んだ母親は有名な芸術家だったが、南朝鮮(韓国)の花街で芸術を売りながら生きる母性愛のない人だった。しかし、慈悲深い朝鮮労働党は捨てられた私を育ててくれた」 彼女は本当に母親に捨てられたのか、母親をそのように思っていたのか、建前でそのように語っていたのかはわからないが、彼女の芸術的センスは母親のものを受け継いだのかもしれない。 一方、韓国政府系の「北韓地域情報ネット」によると、彼女は1949年 ...

今年4月、5月、9月と3回に渡って行われた南北首脳会談。北朝鮮国内では朝鮮戦争の終結や統一への期待が高まると同時に、禁止されている韓流ドラマや映画の視聴、韓国製品の所有・販売の解禁への期待も高まっている。 それに対する北朝鮮当局の答えは「取り締まりの強化」だ。 両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、道内の白岩(ペガム)で今年7月、韓流映画を見ていた中学生7人が逮捕された。親も呼び出されて取り調べを受け、流通経路が明らかになりつつある。しかし捜査はまだ集結していないため、 ...

あなたがいなければ祖国もない(당신이 없으면 조국도 없다) 激しい嵐も払いのけ 信念をくださる金正日同志 あなたがいなければわれらはなく あなたがいなければ祖国もない 未来も希望もすべて担う 民族の運命である金正日同志 あなたがいなければわれらはなく あなたがいなければ祖国もない 世界がいくたび変わろうとも 人民は信じる 金正日同志 あなたがいなければわれらはなく あなたがいなければ祖国もない

上の2枚ではきれいに並んでいる歯のうち2本が、最下段のスキャン画像では口の内側に大きく移動している。 (参考記事:「性拷問」の証言も…北朝鮮は「外国人人質」に何をしているのか) (参考記事:「性拷問」の証言も…北朝鮮は「外国人人質」に何をしているのか)

写真は、2014年からワームビアさんの歯の治療に当たっていたタッド・ウイリアムス博士が10日、ワシントンDCの連邦地裁に提出した陳述書に添付されていたもの。 ワームビアさんの両親は4月26日、息子は北朝鮮の金正恩政権から「残酷な拷問を受けて殺害された」として、北朝鮮を相手取り、同地裁に損害賠償訴訟を提起している。 上の2枚ではきれいに並んでいる歯のうち2本が、最下段のスキャン画像では口の内側に大きく移動している。

北朝鮮の金正恩党委員長は、日本との直接交渉を促すトランプ米大統領や韓国の文在寅大統領らに対し、日本には拉致問題で「多くの譲歩」をしており、交渉停滞の責任は日本側にあると反論した――。 共同通信は15日、韓国の拉致被害者家族の会代表で北朝鮮内に独自の情報源を持つ崔成龍氏からの情報として、北朝鮮当局が上述のような説明を党内で幹部らに行っていると伝えた。 歴史問題で韓国に味方 今年に入り金正恩氏と首脳会談を行ったトランプ氏と文在寅氏はいずれも、金正恩氏が「日本とも対話を進めたい」と ...

白頭山拳銃は、1970年代にチェコのCZ-75を模倣して作られた口径9ミリの自動拳銃で、銃身には金日成主席の直筆を模した「白頭山」という文字が刻まれている。1980年代から、軍の指揮官が使う拳銃として採用された。【写真】白頭山拳銃 (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…)

2018年9月、韓国の文在寅大統領の一行と行動をともにした時の金正恩党委員長。体形や顔立ちは数年前とさほど変わらないが、顔の肌は明らかに日焼けしている。 (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏) (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏)

下の写真はいずれも、2015年当時の金正恩党委員長。最近と同様、精力的に各部門の現地指導を行っていた。 (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏) (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏)

「彼(金正恩氏)とあいさつを交わしながら、目についたのが彼の顔の色だった。顔が黒く日焼けしていたのだ。一国の首脳の顔が、なぜ日焼けしているのか」 (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏) (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏) 18日から20日にかけて、韓国の文在寅大統領に随行して北朝鮮を訪問した鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主平和党代表は帰国後、韓国メディアに対し金正恩党委員長の第一印象をこう語った。 言われてみれば、たしかにそうだ。以前は色白のぽっち ...

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、米上院外交委員会は26日、北朝鮮国内の政治犯収容所の撤廃を求める決議案を通過させた。同決議案は、ユタ州選出のオリン・ハッチ議員(共和党)が4月に提出したもので、金正恩党委員長に対し、収容所に囚われているすべての収監者の釈放も求めている。 (関連記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…) トランプ米大統領や文在寅韓国大統領はじめ、米韓の指導者たちは金正恩氏との対話を優先するあまり、北朝鮮の人権問題に対する言及を露 ...