金正恩氏が「寂しい誕生日」。過去には「女学院パーティー」も
北朝鮮の金正恩党委員長が4度目の中国訪問を行った。朝鮮労働党機関紙の労働新聞が8日付で報じたところによると、7日から10日の日程で訪中しているという。習近平国家主席の招請に応じたものとされているが、金正恩氏はどのような心境で訪中しているのだろうか。なぜなら、8日は金正恩氏の誕生日だからだ。 米財務省が金正恩氏を制裁指定する際に発表したところによると、同氏は1984年生まれで、今年で35歳になったことになる。北朝鮮では、金日成主席と金正日総書記の誕生日、4月15日と2月16日は ...
「日本は謝罪だけしていろ」北朝鮮の対日非難に透ける裏事情
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、ドイツ政府が最近、ナチスの迫害を受け英国に逃れたユダヤ人生存者に賠償金を支払うと発表したことに言及し、日本も過去清算を行うことが「将来のために必要」だとする論評を掲載した。内閣などの機関紙・民主朝鮮も6日、これとほぼ同じ内容の論評を載せ、「日本がやるべきことは謝罪と賠償だけだ」と主張した。 これが今年、北朝鮮が日本に向けて発した「第一声」と言える。 北朝鮮軍は弱体化 北朝鮮は昨年の秋頃から、歴史問題での対日非難を強めてきた。例えば従軍 ...
日韓「レーダー照射問題」の背後にある韓国政治の闇
日韓の「レーダー照射問題」が混迷の度を深めているが、こうした問題の理想的な解決策は、双方の実務者が「現場で何が起きたか」を互いに情報を出し合って事実を見極め、必要なら再発防止策を講じる――という形にあったはずだ。 しかし、今回の問題はすでに実務レベルを飛び越えて政治問題化し、さらには世論化してしまっている。 そうなってしまった理由を探ってみたところ、日韓の情報関係筋から次のような解説を聞いた。 「韓国は、国軍機務司令部が解体されてしまったのが痛かった。そのため現場で何が起きた ...
女性からの「性的被害の告発」が弱点か…金正恩氏の反応を読む
北朝鮮が、昨年12月17日に国連総会本会議で採択された人権侵害への非難決議に反発しているが、かつてと比べると様子がやや違っている。 決議は、政治犯収容所の閉鎖と全ての政治犯の釈放を要求。北朝鮮の人権に関する国連調査委員会が指摘した拷問や非人道的な待遇、性的暴行(ごうかん)、公開処刑、強制労働など各種の人権侵害行為を取り上げ、深刻な憂慮を表明したものだ。同様の決議が、14年連続で採択された形だ。 (参考記事:手錠をはめた女性の口にボロ布を詰め…金正恩「拷問部隊」の鬼畜行為) こ ...
悪評だらけの北朝鮮テレビで若手女子アナの涙ぐましい演出
2015年に北朝鮮を訪問した日本人観光客は、北朝鮮のホテルでこのような光景を目撃した。 ホテルの女性従業員は仕事そっちのけで、工場の女性支配人と男性技術者の禁断の恋を描いたドラマを流すテレビにかじりついていた。どうやらホテル内の有線テレビでの放映だったようで、ドラマが終わるやチャンネルは朝鮮中央テレビに変えられた。「元帥様(金正恩党委員長)がどこそこに現地指導に行った」という番組が放送されていたが、チャンネルが変わった瞬間に従業員たちは蜘蛛の子を散らすように持ち場に戻っていっ ...
悪評だらけの北朝鮮テレビで「若手女子アナ」らの涙ぐましい演出
2015年に北朝鮮を訪問した日本人観光客は、北朝鮮のホテルでこのような光景を目撃した。 ホテルの女性従業員は仕事そっちのけで、工場の女性支配人と男性技術者の禁断の恋を描いたドラマを流すテレビにかじりついていた。どうやらホテル内の有線テレビでの放映だったようで、ドラマが終わるやチャンネルは朝鮮中央テレビに変えられた。「元帥様(金正恩党委員長)がどこそこに現地指導に行った」という番組が放送されていたが、チャンネルが変わった瞬間に従業員たちは蜘蛛の子を散らすように持ち場に戻っていっ ...
「夜が強くなる。やせる…」若者を狂わせる危ない誘い
北朝鮮の金正恩党委員長は、2017年12月23日の朝鮮労働党第5回細胞委員長大会で演説し、「非社会主義的現象の根絶」を訴えた。非社会主義現象とは、文字通り北朝鮮が標榜する社会主義の気風を乱すあらゆる行為を指す。 たとえば賭博、売買春、違法薬物の密売や乱用、韓国など外国のドラマ・映画・音楽の視聴、ヤミ金融、宗教を含む迷信などなどだ。もちろん、その他の刑事事犯も含まれる。 (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち ) この演説を受けて、北朝鮮 ...
さすがの金正恩氏も寒すぎて中断した「超ブラック事業」
北朝鮮が国を挙げてのメガプロジェクトとして進めている両江道(リャンガンド)三池淵(サムジヨン)開発。氷点下20度を下回る極寒の中でも工事が強行されていたが、ついに一時中断が指示された。 質を無視して無理やり工期に合わせる「速度戦」は北朝鮮の悪弊の一つで、橋梁やマンションの崩壊事故が起きるなど、悲惨な大事故につながってきた。当局は最近になって「千年責任万年保証」などのスローガンを掲げ、建設の質の向上キャンペーンを始めた。 (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」 ...
北朝鮮に「強制帰国」させられたある外交官の悲劇
北朝鮮の外交官がイタリアで数週間前から行方不明になり、亡命した可能性が取り沙汰されている。韓国の情報機関、国家情報院の説明に基づく報道によれば、行方不明になっているのはイタリアのローマに駐在していた北朝鮮のチョ・ソンギル代理大使。妻とともに11月初めから姿を消したという。チョ氏は1月で任期が切れる予定だったとされる。 仮にチョ氏が亡命したのだとすると、昨年から朝鮮半島に漂う雪解けムードを思えば、意外な感じがするかもしれない。しかし実際のところ、北朝鮮の外交官が亡命を決断する場 ...
朝鮮の文化芸術展覧会、映画鑑賞会 中国で
【平壌1月4日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長の朝鮮人民軍最高司令官推戴7周年、抗日の女性英雄金正淑女史の生誕101周年に際して、中国の江蘇省揚州市では朝鮮民主主義人民共和国文化芸術展覧会が、北京では朝鮮映画鑑賞会が旧ろう16日から20日までの間に行われた。 展覧会場には、金日成主席と金正日総書記が中国の老世代指導者たちと対面する写真、金正恩委員長の中国訪問を見せる写真と金正恩委員長が人民経済の各部門の事業を現地で指導する写真が掲げられていた。 また、天が賜った偉人た ...
綾羅島に溢れる笑い声
【平壌1月3日発朝鮮中央通信】紋繍遊泳場、大城山遊戯場、中央動物園など首都の文化的生活拠点に新年を迎えた人民の喜びが満ち溢れている。 綾羅人民遊園地でもチュチェ108(2019)年を迎えた人民の幸せの笑い声が響き出ている。 綾羅イルカ館では、輪を越えて連続ボール打ち、バレーボールをはじめイルカとオットセイの新しいショーが観客を喜ばせている。 特に、女子の客とキスしろという紹介者の言葉にはにかんで前足で口を覆うオットセイ「喜劇俳優」の形象は場内を笑わせる。 綾羅4D映画館では、 ...
死亡事故も続発、手抜き疑惑のマンションで再検査
中国との国境に面する、北朝鮮・両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)に建てられたマンションを巡り、手抜き工事だとの声が上がり、入居拒否が続出したことはデイリーNKジャパンでも既報の通りだ。北朝鮮では手抜き工事による大規模な死亡事故が続発してきただけに、住民らの懸念も深刻だ。 金正恩党委員長が旗振り役となり、三池淵(サムジヨン)開発と同時に進められている恵山の都市再開発。手抜き疑惑がそれに味噌をつけることになったが、市当局は事態の収拾に乗り出した。 その場所は、市内中心部から北東 ...
人気沸騰、北朝鮮印の「ワケあり激安ショップ」
北朝鮮と国境を接する中国遼寧省の丹東に、衣料品の激安ショップがオープンした。北朝鮮からやって来た労働者が中国で生産した製品を売っており、店員も北朝鮮人という「ワケあり」づくめの店だ。中国で見かける北朝鮮系の店と言えば美貌のウェイトレスが売りの北朝鮮レストランが定番だったが、外貨稼ぎのための新たなビジネスが始まっているようだ。 中国のデイリーNK対北朝鮮情報筋によると、店がオープンしたのは昨年11月末のことだ。市内中心部の空き店舗と思われる物件を利用したこの店で売られているのは ...
祝日の雰囲気でにぎわう平壌のサービス拠点
【平壌1月2日発朝鮮中央通信】新年を迎えた平壌のサービス拠点が、来客でにぎわっている。 平壌第1百貨店、普通江(ポトンガン)百貨店、光復(クァンボク)地区商業中心(スーパーマーケット)など、首都の商業サービス拠点では、新年を控えて各種の商品を十分に用意した。 関係者によると、サービス網で祝日期間、特別サービスをして訪ねてくる来客がより増えたという。 華麗で、生新な花でいっぱいの花屋も、多くの購買者でいつになくにぎわっている。 玉流館、清流館、平壌大同江水産物食堂、各道特産物食 ...
金正恩が厳禁した名門女学院「異色的なビデオ」の中身
デイリーNKジャパンは昨年、「コンピュータに入力してはならない電子ファイル目録」と題された北朝鮮の内部文書を入手した。2015年5月の日付が入ったもので、韓国誌・月刊朝鮮2018年11月号はこれを、北朝鮮の体制に不都合な映像・音楽作品を取り締まるタスクフォース「109常務(サンム)」が作成したものだと断定している。 内容は視聴が禁止された映像・音楽・ソフト類のリストで、列挙されたタイトルはざっと300以上にもなる。その中には例えば、カンヌ映画祭でも上演された映画「ある女学生の ...
違法薬物に手を出した「エリート」たちのどん底ぶり
国際社会の制裁が一向に解除されず、北朝鮮庶民の生活に影響が出ていることが伝えられているが、苦しいのは朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の軍官(将校)も同じだ。彼らは、少しでも生活の足しにするために、覚せい剤の運び屋となっている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 咸鏡南道(ハムギョンナムド)の情報筋によると、咸興(ハムン)に本部を置く第7軍団の軍官が、列車内で覚せい剤を持っているところを発見され、摘発、処罰される事件が起きた。しかし、これは氷山の一角に過ぎない。 兵士、 ...
