米大学生のオットー・ワームビアさんが、北朝鮮から帰国後に死亡してから19日で1年になった。北朝鮮はこの件について、今もなお公式に謝罪していない。 (関連記事:北朝鮮が拷問か…死亡の米大学生の歯列変形。米メディアが写真公開) ワームビアさんは北朝鮮を旅行中に拘束され、裁判で労働教化刑を受けた。2016年1月から翌年6月まで拘束された後、昏睡状態で釈放。同月12日に帰国したが、意識を取り戻さないまま死亡した。 (参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家) オ ...

北朝鮮の人権問題が、素通りされそうな雰囲気だ。トランプ米大統領に対しては、米朝首脳会談を控え、数多くの人権団体、脱北者団体から「人権問題に言及して欲しい」との要望がなされてきた。 しかしトランプ氏は首脳会談後、米FOXニュースのインタビューで、他の国々も「悪事」を働いてきたと述べ、金正恩政権の人権侵害を軽視したのだ。 北朝鮮の人権問題のひとつに、他の国では犯罪にならないような行為で処罰が行われている実態がある。死刑の執行対象も非常に広く、適用が極めて恣意的だ。 (参考記事:機 ...

「あまり美人に育たないでおくれ」 「それ以上、身長が伸びなければ良いのに」 北朝鮮で、自分の娘を眺めながら、このように願う親たちが増えているという。 韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が近著『3階書記室の暗号 太永浩の証言』(原題)で明かしているところによれば、そのきっかけとなったのは2013年12月、金正恩氏の叔父・張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長が国家転覆陰謀罪で処刑された事件だった。 元スター女優まで 朝鮮労働党は同月8日の中央委員会政治局拡 ...

醜聞の主人公は、ほかならぬ金正日総書記だ。ある有名女優との不倫関係が父・金日成主席にばれるのを恐れ、罪を着せて銃殺してしまったという内容だ。 (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇) 北朝鮮の政務と人事の一手に握る同国最強の権力機関、朝鮮労働党組織指導部。そのトップに就任したと報じられ、メディアではよく「北朝鮮のナンバー2」などの呼び方をされる崔龍海(チェ・リョンヘ)党副委員長は、最近、影が薄い。米国や韓国との対話でキーパースンとなってい ...

北朝鮮では、当局の安全対策の不備により、大規模な死亡事故が繰り返し起きてきた。 最も深刻なのが、建設現場での事故だ。北朝鮮では最高指導者の誕生日など、国家的な記念日に間に合わせるため、「速度戦」と呼ばれる突貫工事が行われているが、あまりに無茶な工期設定のため、数十人から数百人規模の死亡事故が起きてしまうのだ。 (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図) また、軍需物資など危険物の管理不備による事故も繰り返し発生しており、それによる民間人の死傷者も ...

韓国に入国して、毎日テレビを通じて見る韓国の若者の踊りや歌は、冷戦後にグローバル化した国際舞台の縮小版のようである。アメリカのラップとヒップホップ、ポップフィン、ブレイクダンスなどいろいろなダンスが交じり、多文化フェスティバルのようである。歌や踊りの公演は見どころがあまりにも多くて、何を見たらよいのか分からなくなるほどだ。 これとは反対に、北朝鮮は舞踊の分野でもいまだに民族的なことにこだわって、ダンスを含む外国の踊りは大衆に普及していない。そのため、住民は外国人の公演や外国の ...

「映画『幹は根から育つ』に出演した女優をはじめ、張成沢の“オンナ”であると見られた何人もの芸能人が逮捕され、姿を消した」という。ここで言われている女優とは、一時は北朝鮮の銀幕スターだったキム・ヘギョンのことだ。(参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン――その非業の生涯) 本欄では先日来、韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使の自叙伝『3階書記室の暗号 太永浩の証言』(原題)の内容に言及しているが、同書には実に驚くべき記述があふれている。 たとえば金正恩党委員長の叔 ...

photo@newsis.com 2月に韓国で行われた平昌冬季オリンピックに、北朝鮮は「美女応援団」を派遣した。上はそのメンバーたち。 【写真】恥ずかしがる美女応援団 【写真】手を振る美女応援団 【写真】手を振る美女芸術団員 【写真】平壌で見つけた美女① 【写真】平壌で見つけた美女② 【写真】平壌で見つけた美女③ 【写真】平壌で見つけた美女④

米国のトランプ大統領は5月24日、北朝鮮の金正恩党委員長に宛てて米朝首脳会談を中止する旨を通告する書簡を送った。これを受け取った金正恩氏は、外務省と朝鮮労働党中央委員会の組織指導部に「過去のやり方を変えろ」という指針を下したという。 「外交は信頼が命」 デイリーNKの対北朝鮮情報筋によると、金正恩氏がこのような指針を下したのは書簡が発送された翌日の25日のことだ。指針には、「急速に変化する現状の要求に合わせ、朝米協議のための交渉を深く現実的に主導的に推進していくことについて」 ...

朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の軍官(将校)たちが、住宅問題で頭を抱えているという。官舎が足りないため、家族と共に暮らせる環境にないのだと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋によると、軍当局は最近、軍官の生活について実態調査を行った。その結果、職務遂行に問題が生じるほど住宅問題が深刻である現状が明らかになった。北朝鮮軍は食糧配給の停滞や「マダラス」と呼ばれる性的虐待の横行など、軍紀が破たん状態にあると言っても過言ではないが、この ...

北朝鮮外務省の金桂官(キム・ゲグァン)第1次官は25日、トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を通告したことを受けて談話を発表。「意外であり非常に残念」「いつ、いかなる方式でも(米国と)対座して問題を解決していく用意がある」と表明した。談話は「委任による発表」とされており、金正恩党委員長の意思を代弁したものと見られる。 「いつでも対話」と実現に期待感 朝鮮中央通信が伝えた談話の全文は次のとおり。 朝鮮外務省第1次官が談話を発表 【平壌5月25日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省の金桂官 ...

北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソニ)次官は24日、金正恩党委員長に米朝首脳会談の「再考」を提起することもあり得るとする談話を発表した。 朝鮮中央通信が伝えた談話の全文は次のとおり。 米副大統領の対朝鮮脅迫性発言を非難 朝鮮外務次官 【平壌5月24日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省の崔善姫次官は24日、次のような談話を発表した。 21日、米副大統領のペンスはFOXニュースとのインタビューで、北朝鮮がリビアの轍を踏みうるだの、北朝鮮に対する軍事的選択案は排除されたことがないだの、米国が求 ...

韓国の「5・18光州民主化運動(光州事件)」は、今から38年前の1980年5月18日から27日にかけて起きた。 絶大な権力で国民の民主化要求を押さえつけてきた独裁者、朴正煕大統領(後の大統領・朴槿恵氏の父)が1979年10月26日に暗殺されて以降、韓国社会では民主化への期待が漂い、「ソウルの春」とも言われた。 ところが、クーデターを起こした全斗煥少将(後の大統領)は、翌年5月17日に戒厳令の適用範囲を全国に拡大し、民主化運動を暴力で押さえつけようとした。 市民はそれに反発、各 ...

中高生まで覚せい剤で「性びん乱」 北朝鮮の首都・平壌が、地方の保安署(警察署)幹部が密造していた覚せい剤で汚染されていたことがわかった。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し平安南道(ピョンアンナムド)の消息筋が語ったところでは、「最近、道内の殷山(ウンサン)郡にある保安署の40代の監察課指導員が、覚せい剤を製造して密売した疑いで朝鮮労働党から追放され、処罰された。彼は保安署幹部の身分を隠れ蓑に、数年にわたり密売を続けてきたが、国家保衛省(秘密警察)と人民保安省( ...

北朝鮮政府が建国以来、最大の建設事業として進めている端川(タンチョン)発電所。160キロにも及ぶ水路と発電施設を作る大工事には、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士と民間人が数十万人も動員されているが、現場では事故が相次いでいる。(丹東:カン・ナレ記者) 日本企業が計画 両江道と咸鏡南道(ハムギョンナムド)の内部情報筋によると、江原道(カンウォンド)の洗浦(セポ)地区畜産基地建設に動員されていた922突撃隊、人民内務軍7総局、人民軍第7師団、平壌市内のタワーマンション団地の黎明(リョ ...