「彼らは私を繰り返しレイプし殺人の片棒をかつがせた」北朝鮮女性の告白
北朝鮮と中国の国境地帯、いわゆる中朝国境の中国側では、たびたび北朝鮮人が絡んだ凶悪事件が発生している。 こうした中、中国朝鮮族の牧師が殺害された事件に北朝鮮の秘密警察、国家保衛省(以下、保衛省)が絡んでいるという証言が出てきた。 相手をしゃぶり尽くす 昨年4月30日、中国吉林省長白朝鮮族自治県の鴨緑江のほとりにある長白教会の韓忠烈(ハン・チュンニョル)牧師が、何者かに殺害される事件が発生した。 韓さんは、正体不明の女性に呼び出され外出したが、当日夜になって山中の車の中で遺体と ...
脱北者10万人以上を「処刑場送り」にしてきた中国政府
中国政府が、脱北者の北朝鮮への強制送還を続行する意思を改めて示したと、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えている。 VOAによれば、中国外務省の陸慷報道局長は24日の定例記者会見で、国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権特別報告者が強制送還の中断を求めたことに対し、脱北者は保護すべき難民ではなく不法越境者であるとの見解を示した。 拷問が横行 陸氏はまた、中国政府は脱北者問題を国内法と国際法、そして人道主義の原則に基づいて適切に処理してきた、と説明したという。 中 ...
北朝鮮の新型潜水艦は、いずれ海上自衛隊が沈めることになる
北朝鮮海軍の潜水艦が日本海で1週間にわたって活動していると、NHKが23日に米国政府当局者の話として報じた。 それによると、「潜水艦はディーゼル型のロメオ級で、アメリカの監視記録では、この型の潜水艦の場合、通常、4日程度で活動を終えるが、今回はこれを超えておよそ1週間に及び、これまでで最も長い」という。また、「アメリカ軍はこれまでにない特異な行動だとしてその目的などについて分析を進めている」だと伝えた。 北朝鮮のこの行動は、何を意味するのか。米軍がまだ分析中だというくらいだか ...
北朝鮮女性を苦しめる「アダルトビデオチャット」強制出演の暗い過去
韓国でタレント活躍をしていた脱北女性、イム・ジヒョンさんが突如として北朝鮮に戻り、当局のプロパガンダメディアに登場した事件を巡り、様々な情報が錯綜している。 毎日経済は20日、「『イム・ジヒョンは北のスパイ』再入北ミステリーは解けるか」と題した記事を掲載。北朝鮮の秘密警察、国家保衛省(以下、保衛省)出身を自称する脱北男性(57)の証言を交え、イムさんは北朝鮮が偽装脱北させた工作員であり、再入北は工作機関・偵察総局の手引きによるものである可能性に言及した。 また、やはり保衛省出 ...
金正恩氏の「ポンコツ軍隊」は世界で3番目に弱い
米国の軍事専門メディアであるミリタリー・ドット・コムは14日、「世界の軍隊ワースト10」と題した記事を掲載。その中で北朝鮮の軍隊を第3位に挙げている。 (人気記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為) 「性上納」が横行 この記事がワースト1位としたのは、中米のコスタリカだ。 といっても、同国は1949年に憲法で常設軍を廃止しており、警察と治安部隊を除けば軍事力を持たない。単純な軍事力比較なら、こうした結論が出るのは当たり前と言える。 ワースト2位は、腐敗しき ...
金正恩氏、新型ベンツにも「自分用トイレ」を装備か
米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は14日、北朝鮮に禁輸品であるはずの高級外車が輸入されているもようだと報じた。 北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩党委員長が4日に大陸間弾道ミサイル発射を現地指導した際の写真を複数、配信した。 VOAはそのうちの1枚を分析。そこに写り込んだ1台の乗用車について「車両の後部しか写っていないものの、全体的なデザインがドイツ製メルセデス・ベンツの新型Sクラスと同じである」と指摘している。 たしかに写真を見る限り、具体的にどのモデルかは確認が難し ...
「ICBM4人組」が台頭か…金正恩氏の側近「順位」に異変
北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型を発射した。北朝鮮国営メディアは連日、金正恩党委員長によって火星14型は成功したと大々的に宣伝している。そんな中、発射から3日後の7月8日、異例とも言える写真が公開されていた。写真には金正恩氏の核・ミサイル戦略を支える核心の4人が写っていた。 変態スキャンダルの幹部も 金正恩氏は、祖父・金日成主席の命日である7月8日、遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。命日の参拝は毎年恒例の行事であるが、まずは ...
金正恩氏の「ポンコツ軍隊」は米軍に撃たれる前に「腹が減って」全滅する
昨年12月24日、北朝鮮の人民武力省(国防省)は、故金正日総書記の最高司令官推戴25周年を迎え、男性の兵役期間を11年から10年に、女性は7年から5年に短縮すると発表した。それでも、世界最長であることには変わりない。 子どもを軍隊に送り出した瞬間から、その身を案じ、顔を見たいと願うのが親心である。しかし兵役期間中の兵士は、特別な場合や、ワイロを積まない限りは帰省できない。つまり、家族に5年~10年間も会えないということだ。 北朝鮮軍の軍紀の乱れを考えれば、親は心配でたまらない ...
北朝鮮で餓死者が続出…金正恩氏の「失政」原因でも「本人は知らん顔」
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は9日、北朝鮮で食糧事情が悪化し餓死者が続出しているもようだと、現地関係者の証言を交えて報道した。 咸鏡北道の情報筋はRFAに対し、「最近、新ジャガイモの収穫期にもかかわらず、飢え死にする人が増えており、人々はまたもや『苦難の行軍』が訪れるのではないかと不安がっている」と話した。「苦難の行軍」とは1990年代後半、数十万人とも言われる餓死者を出した大飢饉のことだ。 「人肉事件」も この情報筋によると、「6月末、富寧(プリョン)郡の倉坪 ...
ICBM成功でも金正恩氏の「ポンコツ軍隊」はすごく弱い
北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星12」型の発射を行い、成功と主張した。仮にICBMが成功していたとするなら、確かに脅威である。そうでなくても、北朝鮮のミサイル技術が着々と進化しており、北朝鮮の軍事的な脅威は増すばかりだ。 金正恩党委員長は、核兵器という「飛び道具」の開発に余念がない。しかし、肝心の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)については、その「ポンコツぶり」ばかりが伝わってくる。 性上納行為も 韓国の大手紙・東亜日報によると、北朝鮮では「軍事服務法」に基づいて、男子 ...
北朝鮮当局が厳戒「大学生らが薬物でキメて音楽と性びん乱」事件の真相
金正恩政権が、相も変わらず海外情報の取り締まりに血道をあげている。 北朝鮮の秘密警察・国家保衛省(以下、保衛省)が先月、「資本主義思想文化との戦争」を宣言したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。現地の人々は、今にでも逮捕の嵐が吹き荒れるのではないかと緊張しているという。 滋江道(チャガンド)の内部情報筋によれば、保衛省は先月25日、各地の下部機関に対し、資本主義に影響された思想と文化を根絶やしにすべしとする指示を伝達。その中で、咸鏡北道(ハムギョンブクト ...
「暴動が起きても不思議じゃない」北朝鮮国民、金正恩氏の指示に抵抗
北朝鮮の金正恩党委員長は、2015年の新年の辞で「森林の回復戦闘を力強く繰り広げ祖国の山々を緑の森に覆われた黄金山に転換させなければならない」と述べ、「全国樹林化」、つまり個人耕作地を没収し、そこに木を植えるという政策を始めた。 背景には、後述するような失政による国土の荒廃があるが、強引なやり方は住民からの抵抗に遭い、「暴動が起きてもおかしくない」との声も上がっている。かつての北朝鮮では考えられなかったことだ。 (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺 ...
金正恩氏、部下の車を「自分のトイレ」に改造か…米軍の「斬首作戦」恐れ
韓国情報機関・国家情報院(国情院)は15日、国会情報委員会で、北朝鮮の金正恩党委員長の今年のこれまでの公開活動は51回で、前年同期と比べ32%減少したと報告した。 同報告によれば、正恩氏の公開活動は2013年から減少傾向にあり、その理由としてはすでに権力掌握に成功したことと、威厳を高めるため露出を控えていることが考えられるという。 その一方、正恩氏が自分自身を外部にさらすのに慎重になっている面もあるようだ。 報告によれば、北朝鮮当局は、有事の際に正恩氏ら指導部を排除する米韓の ...
女性兵士の「性上納」とカネ儲け…北朝鮮軍の「ポンコツ」な実態
【人気記事】 コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち 北朝鮮が8日、地対艦ミサイルを発射した。同国によるミサイル発射は4月に3回、さらに5月14日に火星12型を発射するなど、実に4週連続という異例の事態だ。 北朝鮮の国営メディアは、連日のように核とミサイルの能力を誇示しながら、「いつでも、どこからでもかかってこい」と言わんばかりに米国を挑発し、気勢を上げている。 北朝鮮がミサイルの精度を向上させていることは間違いないように見られる。核もしかりだ。一 ...
北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為
【人気記事】 コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち 第35回国連人権理事会が、6日からスイス・ジュネーブで始まる。 人権理事会は毎年3、6、9月に開かれており、今年3月には北朝鮮の人権問題が主要な議題となった。またそれ以前にも、北朝鮮の人権問題は同理事会で重要な関心をもって扱われている。 北朝鮮の金正恩党委員長はどうやら、国連で人権侵害の責任追及を受けていることをかなり気にしているらしい。この5月には、国連人権理事会で障碍者の権利を担当するカタリ ...
なぜか北朝鮮国民から「洗濯物」のあだ名で呼ばれ始めた金正恩氏
「朝鮮労働党委員長であらせられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長であらせられ、朝鮮人民軍最高司令官であらせられる、わが党、国家、軍隊の最高領導者、金正恩同志におかれましては…」 北朝鮮メディアでは、金正恩党委員長を呼ぶ際に、まるで寿限無のように肩書を羅列する。一方で、庶民は「幼稚園児」「デブ」「ブタ」など、さすがに言いすぎではないかと思えるほどの呼び方をしている。5月以降、そのような傾向がさらにひどくなったというのだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 ...