中国が北朝鮮に「圧力」…両国間に正体不明の異常気流
共同通信は25日、複数の外交筋の情報として、中国が北朝鮮との国境近くに無線局の新設を計画していることを受けて、北朝鮮が国際機関に「規則違反」を申し立てていると報じた。「中朝間の意見対立が表面化するのは異例」とも伝えた。 中国が新設を計画しているのはFMラジオ放送などに使う無線局で、その数は191に上るという。これに対し北朝鮮は、国際的な周波数管理を担う国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)に対し、中国から事前調整の働きかけがなかったとして、国際的な「無線通信規制」に抵触す ...
「死者1100人以上」北朝鮮の救難ヘリが相次ぎ墜落、全員死亡も
先月25日から3日間、鴨緑江流域に降り続いた大雨で北朝鮮に大きな被害が生じている。 気象庁に当たる気象水門局によると、平安北道(ピョンアンブクト)の天摩(チョンマ)で635ミリ、雲山(ウンサン)で642ミリ、慈江道(チャガンド)の松源(ソンウォン)で554ミリ、満浦(マンポ)で472ミリなど、1年分の降水量の4割から7割以上の雨がたった3日間に降った。 金正恩総書記は、新義州(シニジュ)と義州(ウィジュ)の被災地を視察。国営の朝鮮中央通信は孤立した住民の救助に空軍ヘリが投入さ ...
欲望を抑えられず…北朝鮮の男女4人「禁断の行為」で公開処刑
北朝鮮で、このところ小康状態にあった韓流コンテンツの取締りが、再び厳しくなっている。 北朝鮮当局が規制強化に乗り出さざるを得なくなった理由のひとつは、現地で「儲かる商売」が見当たらないことにあると思われる。北朝鮮当局はコロナ禍以降、密輸の摘発を強化している。だが、市場での商いで生計を立てる庶民の多くは、何らかの形で密輸に依存して生きていたのだ。 夫婦の「怪しい商売」 それができないとなれば、いっそう非合法な商売に手を出さざるを得なくなる。 たとえば以前、平壌市内の兄弟山(ヒョ ...
「北朝鮮からの弾薬輸送路を爆破」ウクライナの武装組織
ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは今月5日、北朝鮮からの弾薬の輸送路になっているロシア領内の鉄道を爆破したとする、ウクライナの武装パルチザンの発表を報じた。 この武装パルチザンはウクライナ語で「火」を意味する「Атеш(アテシュ)」の名で知られる組織で、ロシアの占領下にあるウクライナ領やロシア領内で活動しているという。 鉄道から黒煙 報道によれば、破壊工作を行ったのはロシア人の協力者で、ウクライナから約1600キロ離れたロシアの都市エカテリンブルク近郊で、鉄道の一 ...
【写真】「北朝鮮の不良弾薬が暴発し吹き飛ぶロシア兵」衝撃の瞬間
ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは5日、北朝鮮製の弾薬を使用していた57ミリ対空砲が暴発し、操作していたロシア兵が吹き飛ばされる瞬間とされるショッキングな映像を報じた。 同紙によれば、映像はウクライナ国内の未特定の地域で撮影されあもので、ウクライナの軍事ブロガーであるОперативний ЗСУ(Operational ZSU)が4日にテレグラムに投稿したものだという。 1950年代に運用 それによると、暴発したのはロシアがソ連時代に運用していた57ミリ口径のA ...
北朝鮮の少年少女を蝕む「中国で捨てられたコンドーム」
少子化による人口減少が著しいと言われている北朝鮮。しかし、その深刻さを示す統計は発表されていない。 米CIAのワールド・ファクトブックでは、2024年の推定人口を2629万8666人としているが、実際はこれより遥かに少ないとの説もある。 脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は、独自に入手した北朝鮮の中央統計局の内部資料に基づき、2005年の2100万人を頂点に人口が減少し始め、2015年には2060万人に過ぎないと報じている。 人口減少が国外に知れ渡ること、国力 ...
北朝鮮の通貨暴落…責任者「反逆罪で処刑」の生々しい場面
日本経済は今、「歴史的な円安」がどこまで続くかが焦眉の関心事となっている。景気対策のためには金融緩和が、円安対策のためには金融引き締めが求められる状況で、植田和男日本銀行総裁は難しいかじ取りを迫られている。 この局面を乗り切れば、植田総裁は、長くデフレに苦しんだ日本経済の「局面転換」の功労者として長きにわたり称賛されるだろう。逆に失敗すれば、不名誉な形で歴史に名を残してしまう可能性もある。 とはいえ、どんなに大失敗をしても処刑されることはないが、お隣の国は事情が異なっている。 ...
北朝鮮の女囚たちが落ちた「緩慢な処刑」の残酷な日々
「脱北者は、経済目的の不法入国者で難民ではない」 中国政府は、脱北者を難民とはみなさず、摘発し次第、原則として北朝鮮に強制送還する措置を取っている。これと関連して、中国の外交官は今年3月、スイス・ジュネーブの国連本部で行われた国連人権理事会の付属の会議で、脱北者は難民ではないため、難民条約のノン・ルフールマン原則は適用されない、北朝鮮で拷問または大規模な人権侵害が行われているという証拠はない、などと主張した。 ノン・ルフールマン原則とは、送還後に自由や生命が脅かされかねない人 ...
北朝鮮の女子大生200人が堕とされた「鬼畜行為」
北朝鮮の平壌で4年ほど前、200人もの女子大生を売春させていた組織が摘発され、首謀者らが公開処刑さる事件があった。 北朝鮮で売春は違法だ。刑法249条「売淫罪」では「売淫行為を行った者は1年以下の労働鍛錬刑に処す。前項の罪状が重い者には5年以下の労働教化刑に処す」とされている。 これは、1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」のころ、生きていくために売春を行う女性が増えたことに対処するために、2004年の法改正のときに新設されたものだが、その後も売春の摘発事例は枚挙に暇がない。 ...
「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃
北朝鮮で2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。 たとえば、違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。公開裁判に引き出されてくると、見守る人々は息を飲むという。 2022年5月には、韓国映画を見たことがバレて逮捕された女子大生2人が、凄惨な目に遭わされた。 ひどい姿で ...
【写真】金正恩の愛娘「眼前で兵士ら墜落死」のおぞましい場面
韓国SBSニュースは5日、金正恩総書記が視察した軍の空挺部隊の降下訓練で事故が発生し、十数人の死者を含む数十人の死傷者が発生したもようだと報じた。 SBSで北朝鮮問題を専門とするアン・ジョンシク記者は番組で、朝鮮中央テレビの映像を示しながら、次のように解説した。 娘が双眼鏡で… 「風が強く吹いており、軍人たちが輸送機から飛び降りるやいなや、パラシュートがほぼ水平方向に飛んでいくのを見ることができます。このように強風の中で降下したため、所々、パラシュートが絡まっているような様子 ...
「迷惑だ。余計なことを」プーチンからの「贈り物」にブチ切れ状態の北朝鮮国民
ロシアのサンクト・ペテルブルグにあるオペラ、バレエの劇場のマリインスキー劇場は、チャイコフスキーの代表作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」が初演された劇場として、世界的に有名だ。沿海州のウラジオストクには別館もある。 そんなマリインスキー劇場に所属する芸術団が北朝鮮を訪問し、平壌の万寿台(マンスデ)芸術劇場で「眠れる森の美女」の公演を行った。武器取引などで北朝鮮との親密さを深める、プーチン大統領からの「贈り物」と言える。 「興味なし」 ところが、平壌市民の反応は ...
「迷惑だ」プーチンからの贈り物に北朝鮮国民ブチ切れ
ロシアのサンクト・ペテルブルグにあるオペラ、バレエの劇場のマリインスキー劇場は、チャイコフスキーの代表作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」が初演された劇場として、世界的に有名だ。沿海州のウラジオストクには別館もある。 そんなマリインスキー劇場に所属する芸術団が北朝鮮を訪問し、平壌の万寿台(マンスデ)芸術劇場で「眠れる森の美女」の公演を行った。武器取引などで北朝鮮との親密さを深める、プーチン大統領からの「贈り物」と言える。 きわめて冷淡な反応 ところが、平壌市民の ...
公開処刑で幕を閉じた北朝鮮「美貌のウェイトレス」の逃亡事件
読売新聞は26日、中国東北部にある北朝鮮レストランなどで人手不足が広がっていると報じ、「閉店する店舗も出てくるだろう」とする、北朝鮮事情通の話を伝えた。中国が、新規の北朝鮮労働者受け入れに慎重になっているためだという。 美貌の女性従業員たちの歌や踊りのショーで、中国人や韓国人観光客に人気を博していた北朝鮮レストランだが、近年では経営環境が悪化していた。 女性13人が 国連安全保障理事会で2017年9月12日に採択された制裁決議2375号は、国連加盟国に対して北朝鮮出身の労働者 ...
「暴力団と手を組んだ」北朝鮮のIT組織。東京の高級クラブで飲み歩く「新たな顔ぶれ」の正体は…
ある在日韓国人の会社経営者は、たまに通っている東京都内の高級クラブで、以前とはちょっと違う「顔ぶれ」を見かけることが増えたという。 「数人から10人以上のグループで、年齢は比較的若く、20代から40代後半ぐらい。非常に羽振りが良いのだが、歌舞伎町にいるような特殊詐欺ほど悪い雰囲気はない。特徴は外国人と日本人の混成である点だが、かといって外資や国内の大企業社員風でもない」 警察庁が注意喚起 この経営者が、後にこの繁華街の事情通から聞いて知ったのは、彼らはオンライン賭博を運営する ...
「世界に暴露してくれ」ある北朝鮮兵士がロシアからかけてきた一本の電話
タス通信は11日、ロシア当局が今年初め、極東ウラジオストクで韓国人1人を「スパイ容疑」で拘束していたと伝えた。 韓国の聯合ニュースによれば、この韓国人は脱北者の救出活動などを行ってきた宣教師だという。1月に中国から陸路でロシアに入国し、数日後に拘束されたとしている。 ロシアでは北朝鮮から派遣された労働者たちが職場を離脱し、韓国などに亡命を試みるケースがある。過去には成功した例がある一方、成功直前まで行きながら、現地で北朝鮮の工作員によって拉致され、本国で処刑された例もあった。 ...
