北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、金正恩党委員長が平壌総合病院の建設現場を視察し、現場の幹部らを厳しく叱責したことを伝えた。 3月に着工した同病院の建設は目下、金正恩氏が最も重視するプロジェクトである。 同通信によれば、金正恩氏は建設現場を見てまわり「困難な環境の中でも建設が非常に速いスピードで進捗した」として、まずは建設労働者の労をねぎらった。 しかし、同プロジェクトの推進に当たるタスクフォース 「建設連合常務」の幹部たちに対しては、「建設作戦を構想した意図とは背ちして設備 ...

公開処刑など北朝鮮の自国民に対する人権侵害を調査・記録しているNGO「転換期正義ワーキンググループ」(TJWG=本部・ソウル)など、韓国国内に拠点を置く複数の北朝鮮人権団体は19日、「脱北民の声を抑えつけ、北朝鮮住民の人権を黙殺しようとする韓国政府を国際社会が監視し、制裁を加えてほしい」とする内容の共同書簡を国連の人権機関と欧州連合(EU)などに送ったことを明らかにした。書簡は17日に発送された。 共同書簡には「北韓人権市民連合」(NKHR)や「6・25戦争拉北人士家族協議会 ...

韓国国防省は6月22日、国会国防委員会に対し、北朝鮮軍が朝鮮労働党創建75周年(10月10日)を記念する閲兵式(軍事パレード)の準備活動を続けていると報告した。 報告によれば、軍事パレードに参加する兵力と装備が集結する平壌の美林(ミリン)飛行場一帯で、装備保管用施設(装備庫)新設や金日成広場の補修などが行われているという。聯合ニュースはこれを受け、「パレードには大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの戦略兵器が登場する可能性が高そうだ」との分析 ...

北朝鮮当局は、国境地帯における国際通話、密輸、脱北、送金仲介など、当局が違法と定めた行為に対する厳しい検閲(監査)を行っているが、国内有数の鉄鉱山を擁する咸鏡北道(ハムギョンブクト)の茂山(ムサン)では、地方政府の幹部や、トンジュ(金主、新興富裕層)が摘発されたと、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 茂山鉱山のある幹部は、国家保衛省(秘密警察)の検閲で「私的に蓄財していた」容疑で摘発され、出党(朝鮮労働党からの除名)、徹職(更迭)処分を受けた上で、財産の一部を没収された。 ...

北朝鮮の金正恩党委員長はかねてから、覚せい剤など違法薬物犯罪の一掃に力を入れてきた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、最近では軍内部の薬物汚染対策に注力しているもようで、当局は、罪状が重い場合には死刑もあり得ると予告しているという。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の軍関連の情報筋はRFAに対し、「人民武力省傘下の司法機関が検閲班を編成し、各部隊での薬物取り締まりの作業に入っている。検閲に引っかかった容疑者たちは、人民武力省裁判局が東海地区の裁判所に送り、公開裁 ...

北朝鮮の金正恩党委員長の護衛要員に選抜された少年が殺人容疑で逮捕され、関係各部署が大騒ぎになっていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。 両江道(リャンガンド)の金正淑(キムジョンスク)郡の住民がRFAに伝えたところでは「今月5日、郡内の高校に通う16歳の男子学生が、自宅で父親を絞殺する事件が起きた。殺人容疑で逮捕されたこの学生は、中央党(党中央委員会)の組織指導部5課により最終選抜されていた」。少年は間もなく平壌に招集され、近い将来、護衛司令部に配属 ...

1400キロに及ぶ北朝鮮と中国との国境地帯は、かつて北朝鮮女性の人身売買や密輸の天国だった。1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」のころから大規模に行われるようになり、経済や国内状況が落ち着いた後も続き、市場で出回る品物の9割が中国製という状況をもたらした。 また、密輸や人身売買を取り締まる側の国境警備隊が、ワイロを受け取り業者に便宜を図ったり、さらには主導的に密輸に関わるなど、官民一体となって違法行為に手を染めていた。 (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられ ...

【平壌7月14日発朝鮮中央通信】洪建島干拓地(平安北道)第2段階の建設場で20万立方メートルの山の大発破が成功裏に行われた。 これによって、多量の荒石と土量が確保されて第2段階第2区域の仕上げ工事を早めて終えられる展望が開かれた。 平安北道干拓地建設総合企業所の活動家と建設者は、洪建島干拓地第2段階第2区域の仕上げ工事を推し進めている。---

【平壌7月14日発朝鮮中央通信】朝鮮で、C1化学工業創設のための重要工事が積極的に推し進められている。 化学工業省のキム・チョンス局長は、昨年に行われた朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会で化学工業発展の核心事項としてC1化学工業の創設と肥料生産能力造成問題が取り扱われたし、党中央委員会第7期第13回政治局会議では化学工業の全般をもり立てるための当面の課題が提示されたと述べ、次のように語った。 C1化学工業創設のための重要建設場で今まで40余りの対象の産業構造物骨組みと生活区 ...

【平壌7月14日発朝鮮中央通信】歌謡「祖国防衛の歌」が創作された時から70年の歳月が流れた。 同歌謡は、過去の祖国解放戦争(朝鮮戦争)の時期(1950年6月25日―1953年7月27日)に朝鮮で真っ先に歌われた戦時歌謡である。 「胸にたぎる血潮を祖国にささげると栄誉ある星の光が頭上に輝く」で始まる歌謡は、わが祖国と人民の幸福を奪おうとする侵略者に対する燃えるような敵愾心(てきがいしん)を噴出させている。 解放(1945年8月15日)後、朝鮮の民主力量が急速に強化され、同胞の統 ...

【平壌7月14日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の金才龍内閣総理はモンゴル人民革命勝利99周年に際して、ウフナー・フレルスフ首相に11日、祝電を送った。 祝電は、国の発展と繁栄を目指す首相とモンゴル政府の活動でのさらなる成果を願うとともに、両国人民の伝統的な友好と協力の絆が新時代の要請に即して絶えず強固になり、発展するとの確信を表明した。---

日本政府は14日、2020年版の防衛白書を公表した。 今回の白書は北朝鮮の核兵器開発について、日本を射程に収める核搭載の弾道ミサイルを「既に保有しているとみられる」と明記。また、「攻撃態様の複雑化・多様化を執拗に追求」しているとして、ミサイルの連続発射や潜水艦・移動式発射台の能力向上に対する警戒感を示した。 その一方、北朝鮮のミサイル脅威も念頭に導入が予定されていた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画停止に伴い、今後どう対応するかについては、国家安全保障会議の議 ...

かつて500年にわたって高麗(918年〜1392年)の都が置かれていた開城(ケソン)。元々はソウルと同じ京畿道(キョンギド)に属し、鉄道で1時間半〜2時間ほどで結ばれ、行き来も頻繁だった。 1945年に朝鮮が日本の植民地支配から解放され、北緯38度線を境に北をソ連、南を米国が分割統治することになったが、それより南にあった開城は米軍統治下、やがて韓国の領土となった。 しかし、市街地のすぐ北西にある松岳山(ソンアクサン)の頂上は38度線の北側で、山麓や市街地が最前線。1949年5 ...

国境の川・鴨緑江(アムロッカン)をはさみ中国の対岸に位置する北朝鮮の新義州(シニジュ)市で9日、大規模な火災があったようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、その様子を写真や動画とともに報じている。 RFAによれば、火災は同市内の江岸(カンアン)駅で発生し、15両編成の列車が丸焼けになるなどの被害が出たという。 筆者は北朝鮮の列車火災と聞いて、2004年4月に龍川(リョンチョン)で起きた大爆発事故の記憶がよぎった。8000棟の建物が吹き飛び、1500人が死傷した悪 ...

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が今月2日に開かれた党中央委員会第7期第14回政治局拡大会議に、政治局委員として参加したとの情報が浮上した。 北朝鮮の内部情報筋が韓国デイリーNKに伝えたところによると、「2日に開かれた政治局拡大会議に、金与正同志は政治局委員として参加した。正確にいつ、政治局委員になったかはわからないが、会議の参加者の大部分は、このとき初めて金与正同志が政治局委員になっていたことを知った」という。 今回の拡大会議では ...

北朝鮮で2日、朝鮮労働党中央委員会第7期第14回拡大会議が行われ、金正恩党委員長の司会の下、新型コロナウイルスを巡る国家非常防疫活動などについて討議した。 金正恩氏は会議で、「われわれが世界的な保険医療危機の中でも悪性ウイルスの境内侵入を徹底的に防御し、安定した防疫形勢を維持しているのは党中央の先見の明の指導力と党中央の命令、指示に一糸乱れず動く全人民の高度の自発的一致性が獲得した誇らしい成果である」と自賛。 しかしその一方、「最近、周辺諸国と隣接地域で悪疫の再感染、再拡散の ...