北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞と国営の朝鮮中央通信は10日、中国の習近平国家主席が金正恩党委員長に対し口頭親書を寄せたと伝えた。金正恩氏が8日付で、中国の新型コロナウイルス対策での成果を称える口頭親書を送ったことに対する返信である。 中国側の発表では、習近平氏は新型コロナウイルス対策を巡り、北朝鮮の求めに応じて可能な限り支援する用意があると伝えたが、北朝鮮メディアはこの内容には言及していない。北朝鮮は国内で感染者は発生していないと主張し続けているが、実際には感染が相当な範 ...

新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界経済は1920年代の大恐慌以来の不況に陥っている。それは北朝鮮とて例外ではないが、同国の人々はこれ以前に、過去20数年の間に未曾有の危機を2度も経験している。 ひとつは、数十万人が餓死したと言われている1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」だ。そしてもうひとつが、「苦難の行軍」をきっかけに隆盛した市場経済を根絶やしにすることを目論んだ金正日総書記が2009年に行った、貨幣改革(デノミネーション)だ。 間違った経済政策で多くの人が財産 ...

先月、各国で飛び交った金正恩党委員長の「死亡説」や「重体説」は、中国との国境を越えて北朝鮮にも流れ込んだ。 金正恩氏が順川(スンチョン)燐酸肥料工場の竣工式(1日)に姿を現したことで「死亡説」は消えたものの、このときのニュース映像で同氏の歩き方が不自然だったことなどから、健康に異常があるのではないかとの説は現地で囁かれ続けている。 デイリーNKの現地情報筋は「人々は皆(金正恩氏が)太り過ぎであまり歩けない様子を少なからず見てきただけに、足の手術をしたのではないか、といった推測 ...

北朝鮮では、買い占めと物価上昇が起きていると伝えられている。 平壌のデイリーNK内部情報筋は、新型コロナウイルスの流入防止のため、国家経済に「不要不急」の物資輸入を縮小する方針を示した朝鮮労働党中央委員会と内閣の共同決定書が通知されて以降、物価が上がり続けており、買い占めも起きていると伝えた。 また、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の平壌の情報筋は、1キロ35元(約530円)で安定していた食用油1キロの値段が、今では75元(約1130円)まで高騰し、より値段が上がる ...

北朝鮮当局は未だに「わが国では新型コロナウイルスの感染者は発生していない」との立場を崩していないが、国内からは断片的ながらも感染情報や、厳しい感染防止策の影響により人々の暮らしが苦境に追い込まれていることが伝えられている。 感染防止のための知識は、テレビ、新聞などの国営メディアはもちろん、職場や人民班(町内会)の会議の場で行われる小規模な講演会でも伝えられるが、その中には眉唾ものの話も混じっている。 例えば、江原道(カンウォンド)のデイリーNK内部情報筋は、道の衛生防疫機関か ...

韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は6日、国会情報委員会に対する報告で、北朝鮮の金正恩党委員長の最近の健康状態について、「心臓に関する治療や手術は受けていない」との見解を示し、健康不安説を否定したという。同委員会の幹事を務める与党・共に民主党の議員が明らかにした。 金正恩氏の「死亡説」や「重体説」が飛び交う中でも、国情院は一貫して「異変はない」と説明していた。金正恩氏の健在が確認された以上、ここは「さすが」と評すべきかもしれない。もっとも、金正恩氏が手術までは受けていないに ...

中国と国境を接する北朝鮮の両江道(リャンガンド)で、軍兵士らが民間人を襲う事件が続発していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。 現地消息筋がRFAに語ったところでは、道内の金亨権(キミョンゴン)郡で3月中旬、2人の兵士が民家に侵入し、変圧器を盗んだ。さらに、住人である20代女性と鉢合わせした兵士らは彼女に襲い掛かり、性的暴行を働いたという。 (参考記事:手錠をはめた女性の口にボロ布を詰め…金正恩「拷問部隊」の鬼畜行為) 翌日、被害者の告発を受けた当局 ...

北朝鮮北部、両江道(リャンガンド)の大紅湍(テホンダン)で、原因不明の熱病が集団発生し、多数の死者が発生していると、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えている。 北朝鮮を巡っては、金正恩党委員長が4月11日以降、公開の場に姿を現さなかったことから、同氏の「死亡説」や「重体説」が国際社会で飛び交った。2日になって、工場竣工式に参加したとの動静が久しぶりに伝えられたが、その間にも同国内では異常事態が続いていたことになる。 (参考記事:【写真】金正恩氏の手首に「手術痕」…健康不安は事 ...

韓国の青瓦台(大統領府)高官は3日、記者団に対し、北朝鮮の金正恩党委員長が心血管系の手術を受けた可能性があると米国のメディアが報じたことについて「(政府として)手術は受けていないと判断している」と否定した。しかし、こうした判断には「根拠がある」としながらも、それが何であるかは示していない。 重体説や死亡説までが飛び交っていた金正恩氏は2日、北朝鮮メディアによって工場竣工式出席の様子が伝えられ、健在が確認された。それでも、同氏が何らかの健康不安を抱えている可能性は消えていない。 ...

2日、北朝鮮メディアの報道で20日ぶりに動静が伝えられた金正恩党委員長だが、同時に公開された映像から、同氏がこの間に心血管疾患の手術を受けていた可能性が高まった。 (参考記事:【写真】金正恩氏の心血管疾患の手術痕と見られる画像) 米国拠点の北朝鮮専門のニュースサイト・NKニュースは、朝鮮中央テレビが報じた、5月1日の順川(スンチョン)燐酸肥料工場竣工式と4月11日の朝鮮労働党政治局会議での金正恩氏の映像を比較。前者では、金正恩氏の右手首に小さな傷跡のようなものが見られるのに対 ...

北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩党委員長が1日、肥料工場の竣工式に出席したと報じた。金正恩氏の公開活動が伝えられるのは20日ぶりだが、この間に飛び交った「死亡説」は間違いだったことが明らかになった。しかしその一方、健康に何らかの問題が生じたのではないかとの疑いは、完全には払しょくされていない。 実際、朝鮮中央テレビが2日に公開した肥料工場竣工式での金正恩氏の映像を見ると、右手首に手術痕のようなものが見え、同氏がこの間に心血管疾患の手術を受けていた可能性が高まっているのだ。 ...

北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩党委員長が1日、平安南道(ピョンアンナムド)の順川で肥料工場の竣工式に出席したと報じた。金正恩氏の公開活動が伝えられるのは20日ぶりだ。この間、韓国のデイリーNKが4月20日、北朝鮮の金正恩党委員長が手術を受けたがその後の経過は良好だと伝え、翌日に米CNNが重体説を報じて以降、金正恩氏の健康状態を巡る噂や憶測が飛び交っていた。 パーティー狂いで 金正恩氏の身に「異変」が起きたことを疑わせた要素のひとつが、4月15日に同氏が錦繍山(クムスサン) ...

【平壌5月2日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党が広げた雄大な設計図に従って、全人民が革命の峻厳な難局を正面から切り抜けて社会主義建設の新しい活路を切り開く総進軍路で順川燐酸肥料工場(平安南道)が自力富強、自力繁栄の建造物として立ち上がった。 われわれの赤旗は、敵対勢力が狂風を引き寄せるほどよりいっそう激しくはためくという朝鮮労働党と人民の変わらぬ信条を誇示するかのように、新しい大化学工業拠点が立派に完工して偉大な正面突破戦思想が提示された今年の社会主義強国建設の全ての部門で真っ先に ...

北朝鮮の金正恩党委員長が公式の場に姿を見せなくなって3週間が過ぎようとする中、北朝鮮国内の一部でも同氏の「死亡説」が広まっているという。 だが、金氏一族を巡るネガティブな情報が広がる度、住民講演会などを通じて素早く警告を発してきた当局が、今回はこれといった動きを見せずにいることが、国民の疑念をいっそう深めている。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は29日、デイリーNKの取材に対し、「元帥様(金正恩氏)が亡くなったという噂が、国境地帯で急速に広がっている。口に出すのも恐ろし ...

北朝鮮の金正恩党委員長の健康状態を巡り、重体説や死亡説などの憶測が相変わらず飛び交っている。金正恩氏が最後に公開の場に現れたのは今月11日だから、もうすぐ3週間になる。確かに、長いと言えば長い。韓国政府は自信満々に健在だと言っているが、実際はどうなのか。 女学生たちの涙 そもそも対北融和を目指す文在寅政権は、北朝鮮に対する遠慮からか、金正恩氏の健康状態について分析情報を出してこなかった。 一方、北朝鮮と激しく対立していた朴槿恵前政権時代には、折に触れて、金正恩氏の「健康リスク ...

【平壌4月29日発朝鮮中央通信】朝鮮で、経済的効率の大きい能動型電気ボイラーを積極的に導入している。 この能動型電気ボイラーは、黄海北道知能製品製作所で設計、製作した。 ポン・ムンチョル所長は、新しい電気ボイラーが省エネ型技術設備だと述べ、次のように語った。 電気エネルギーの利用効率が高く設計されたし、その運営が便利である。 従来の電気ボイラーに比べて電力は40%、労力は80%、設置の面積は90%節約しながらも、生産された蒸気や温水を消費対象に必要な量だけ自動的に供給できるよ ...